[地域団体より 報告] 地域団体の交流を深めました!
京都府視覚障害者協会 宮津支部
去る8月6日、宮津市の天橋立において、当支部の高齢者生活訓練事業(バスの乗降、歩行訓練等)を行いました。また、他の地域団体との交流を兼ねて参加を呼び掛け、舞鶴市視覚障害者協会6名、京丹後支部4名にご参加いただき、当支部からの9名を含めた合計19名での実施となりました。
当日は、京都丹後鉄道の宮津駅集合で、駅の待合室で参加者の自己紹介からスタートしました。
その後、宮津駅前から丹後海陸交通のローステップバスに乗り、道の駅「海の京都宮津」まで行きましたが、皆さんバスの利用は慣れたものでした。なお、乗降時にはステップの取り付けを依頼し、視覚障害者や高齢者への安全配慮をお願いしました。
バスを降りた後は、天橋立観光船に乗船しました。乗組員にやさしく誘導してもらい、スムーズに全員乗船できました。海面から反射する光を眩しく感じながらも、心地よい海風を肌に覚え、天橋立の松並木を横に見ながら廻旋橋の下を通り、文殊駅までの30分間のクルーズでした。
下船してからは、文殊堂の山門前を通り、廻船橋を徒歩で渡り、松並木と砂浜をしばし散歩しました。少し疲れたところで、前々日に用意していた今が旬の京丹後市産の桃を海水で洗い、大きなものを一人1個ずつかぶりつきました。そして、フルーツの後はスイーツです。文殊堂と言えば「智恵の餅」が有名ですが、夏限定のメニューである「智恵氷」を食べました。かき氷の宇治金時の金時に智恵の餅とこしあんが入ったかき氷というイメージです。
食べた後は、股のぞきで有名な「天橋立ビューランド」展望台へ上がりました。当日は暑い夏の日でしたが、参加者一同、夏の天橋立を満喫しました。
今後も、様々な機会を通じて、北部地域団体の皆さんとの交流を深めていきたいと考えています。「障害者だって健常者と同じ体験をしたり、食べたりして、楽しんでそれぞれの世界を広げていきたいと思っています。
北部地域団体の活性化のために、「自分が変わらなければ取り巻く世界は変わらない」をモットーに活動していきます。