<アイセンターだより>

1.眼科医との結びつきを大切にしています。
 眼科医から当センターを紹介いただくことが、とても大切と申し上げてきました。先日、奈良市にある永田(ながた)眼科の視能訓練士の方から電話をいただきましたので、早速訪問しました。南部から多くの方が受診している眼科です。当センターのチラシを快く預かっていただきました。
 さらに、木津川市の山城総合医療センター(旧名:山城病院)にも行きました。
 京都府立医科大学附属病院眼科ロービジョン担当の先生や相談支援係とのネットワークのサポートもあって、チラシを置いていただけることになりました。さらに、最近開設された城陽市の眼科にもお伺いして、快くチラシを受け取っていただきました。
 センター開設以来の延べ相談件数は、8月17日現在で、121件になりますが、眼科からの紹介が増えています。
2.南部地域でも、あはき法19条違憲訴訟の署名運動が拡がりつつあります。
 署名活動は、視覚障害者にとって困難な活動ですが、生計にかかわる死活問題であるとの受けとめから、南部の各地域でも拡がりつつあります。
 来所される方とガイドヘルパーさんから寄せられた署名は、8月18日
現在432筆(うち、宇治市視覚障害者協会分30筆)に達しています。各
地域でも、京田辺では、例会に来られなく普段連絡が難しい会員にも、
返信用封筒を同封して署名用紙を郵送し、一部返送されてきています。
また、かつて本会の事業でもよく講演されていた尾藤(びとう)弁護士
の講演会会場で、内野(うちの)さんが訴えをされ、32筆の署名が寄せ
られました。内野さんは点字サークルの例会でも訴えて署名用紙を配布
されました。
 城陽支部では、女性会で山田勇(やまだ いさむ)理事が説明し、訴えられました。
 また、城陽市にお住まいで、当センターを利用されている方は、子どもさんにきちっと説明されて、家族全員分を届けていただきました。
 ある会員は、ちょうどお盆で家族も揃っていたので、難しい話はわからないが、視覚障害のマッサージ師が食べていけなくなると訴え、15筆協力してもらえました。
 宇治では、署名用紙を役員に配布し、朗読サークルや南部サテライト会場でも訴え、30筆集まったとのことです。
 ある女性会員は、町内会を1軒ずつ訪問してお願いされ、頼まれた方が知り合いに頼んでくれたり、「あなたは目が悪いのだから私が代わりに回ってあげる」と協力いただける方もあって、すでに123筆集められました。
 もっと用紙をほしいと本会に追加を依頼されています。
3.京都府視覚相談会について、広く声をかけましょう!
 先月号の「みんなの広場」でもお知らせしましたが、京都府が毎年府内6か所で実施している視覚相談会が、9月29日(金)10時30分から宇治市生涯学習センターで行われます。会場は宇治市役所南に約100メートルの場所にあります。
 見えにくくなったり、見えなくなったりして、これからどうして生きていこうかと愕然とされている方が相談したり、用具を体験する最初の機会かと思われます。
 宇治市にお住いの方はもちろん、南部にお住まいのお知り合いの方にも声を掛けてあげてください。皆さま自身もご利用ください。本会からは近隣地域団体や南部のガイドヘルパーさんにもチラシをお届けして広報に努めています。次回は2018年1月に開催予定と聞いていますが、ぜひ、今回をご活用ください。


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