[地域団体報告] 宮津市身体障害者相談員活動について ~ 民生委員との交流 ~

              京都府視覚障害者協会 宮津支部
                    小濃 祐輔(おのう ゆうすけ)
 去る3月21日、宮津市役所において、宮津市身体障害者相談員4名と、民生委員と障害担当者11名との、情報交換・交流会を行いました。
 市内の視覚障害者の存在の把握に役立てようと企画したものであり、今回、民生委員との話し合いは、初めてのものでした。
 民生委員は、約半数の方が昨年12月の改選により任免された方で、担当地域内
での身体障害者との関わりに戸惑っておられる方もありました。また、個人情報
保護等により行政から情報が得られないことについても、困惑されていました。
 今回、何も形のないところからのスタートは、大変エネルギーを要しましたし、
他団体・行政の調整をする中で、難しい部分も多々ありました。
 結果的に、個別の情報交換はできませんでしたが、視覚障害者協会の支部の存
在や、料理教室、例会、成人講座などの活動、京視協との関わり等の情報発信を
することができ、一定の成果があったものと感じております。
 取りあえずスタートしたこの情報交換・交流会ですが、距離感や関わり方など、
どのようにしていけばよいかと考え悩みながら、次の行動へのエネルギーにした
いと思います。
 また、他団体とも協力しながら、「独りぼっちの視覚障害者をなくそう!」の
スローガンを実現させるために、孤立している障害者に手を差しのべながら、レ
ッツギブアハンド!!の精神で活動していきたいものです。


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