＜南部アイセンターだより＞

　今年の秋は、頻繁に台風がやってきて、全国的にも大きな被害が出ています。
センターでも、9月8日の各地域の社会福祉協議会職員さんとの懇談会や、9月20
日のパソコン講座（城陽市委託事業）を中止せざるを得ませんでした。
　そんな中、9月14日に久御山町役場にて行われた、町民生児童委員40名を対象
とした集会で、松永（まつなが）副会長が講演される前にセンターを説明し、近
くに見えない・見えにくい方がおられたら、城陽にミニミニライトハウスがある
ことを紹介いただくようお願いしてきました。　
1．川柳教室が始まりました
　新たに、宇治市にお住いの高野（たかの）さんのお世話になり、9月12日から
川柳教室が始まりました。初回は、川柳が江戸時代に短歌の前句付けとして始ま
った歴史や、俳句との違いなどを分かりやすく説明してもらいました。また、と
にかく、たくさん川柳を聞いたり、作ってみることから始めてほしい、なるほど
と思われることや、共感してもらうことが大切だと教えてもらいました。8名の
方が参加され、次回は早速、「秋」か「お母さん」のいずれかをお題として、川
柳を作ってみることになり、皆さん思いついた時にメモをと、チャレンジされて
います。
　今後、定期化されたら、皆さんにも日時をお知らせします。是非お気軽に参加
してみてください。
2．あなたもデイジーＣＤのリスナーになりませんか
　南部の多くの市では、朗読サークルにお世話になり、市民だよりや、行事のお
知らせなどを掲載したデイジーＣＤが発行されています。多くの会員の皆さんが
読者になっておられますが、センターをご利用になっている方でも、まだ読者に
なられていない方もおられるようです。地元の由緒ある話を挿入するなど工夫も
していただいているので、是非リスナーになって、多くの情報を得てください。
　また、センターからのお知らせも載せていただいていますので、参考にしてく
ださい。
　なお、デイジーＣＤを聞くためにプレクストークの操作が分からない時は、ご
遠慮なくセンターにお尋ねください。細かい操作は難しくとも、再生利用のみで
あれば、比較的簡単に操作をマスターできます。
　センターでは、視覚障害の先輩の方に講師となっていただき、デイジー図書録
音再生機ＰＴＲ2の個別講習を行っておりますが、残念ながら最近、受講される
方がおられません。市町村から交付を受けたけれども、使っておられない方は、
是非この機会に触ってみませんか。
3．京都府視覚巡回相談会が開催されました
　9月26日（月）に、京都府視覚巡回相談会が京田辺市社会福祉センターで実施
され、個別相談も含めて、22名が利用されました。京田辺市が市民だよりに掲載
し、多くの手帳交付者にも個別通知していただきました。本会も、せっかく行政
が開催してくれ、独りぼっちの視覚障害者をなくすきっかけになる場でもありま
すし、会員にもチラシを配布し、センター利用者にもお知らせするなどして、積
極的に協力しました。当日は、京田辺市以外でも、宇治市・八幡市・木津川市など
幅広い地域から参加され、相談や機器の操作も熱心に聞かれていました。今後と
も、お互いに、この相談会が多くの方に利用されるよう協力していきましょう。