(報告)第1回「京都視覚障害者福祉大会」を終えて

事業企画部
 3月24日、標記福祉大会を西陣織会館で開催し、約160名の方にご参加いただきました。この大会は、これまで行われていた代議員会に代って、各地域団体等からの要望内容について検討する場に位置づけると共に、昨年度から加入していただいた賛助団体にもご参加いただく中で、京都の視覚障害者福祉について参加者全員で考えていきたいとの趣旨で実施しました。
 最初に、本会が年間を通じて行った京都府・京都市への要望活動について振り返りながら、その結果と課題についてお伝えしました。その後、各地域団体からの要望事項について、正副会長や担当部局から回答していただきました。今回の特徴の一つとして、賛助団体であるJRPSや関西盲導犬協会から、ロービジョン者に関係する課題や盲導犬の周知など、これまでの代議員会では取り上げられたことの無かった議題が提案されたことがあります。今後も、賛助団体の皆さんとの意見交換を行いながら、課題解決に向けて共に取組んでいければと思います。
 次に、賛助団体の福祉施設・当事者団体・ボランティアグループから、それぞれの活動状況や課題についてご報告いただきました。そして、最後に、個人発表を予め申し出ていただいていた方から、視覚障害者福祉前進に向けての熱い思いを語っていただいて終了しました。
 なお、今回、要望事項については、参加者全員がその内容を共有して意見交換する意味で、全ての内容を読み上げさせていただきました。点字・墨字共に読めない方が増加する中で、私たち当事者団体としては、できる限りの配慮が必要だと考えています。ただ、その一方で、時間が無くなったことで意見を述べられなかった方もおられたのではないかと思います。次回に向けて、よりスムーズな進行を検討したいです。
 今回の福祉大会を契機として、要望された課題が少しでも前進するよう、各部局とも連係しながら活動を展開していきます。来年度以降も、京都の視覚障害者福祉について様々な立場からの要望を集約して議論・検討していく大会を目指して、継続実施して参りたいと思いますので、ご参加・ご協力をよろしくお願いいたします。


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