[報告] 「盛りだくさんの行事を行っています。」
長岡京市視覚障害者協会
長岡京市では、11月1日に市民無料マッサージ体験会を実施しました。長岡京市が視覚障害者就労機会創出事業の一環として行っており、市主催のガラシャウィーク(11月1日~9日)に協賛している活動です。当日は事前予約による全身治療が20名、当日受付のクイック治療も40数名が体験されました。会員の三療有資格者が行い、体験者からは大変好評でした。11月19日には、サントリー京都ビール工場でも同じような体験会を開きました。
11月23日開催の京都府身体障害者団体連合会福祉大会には、当会から10名が参加し、当会会員の島田祐三郎氏が府身連会長表彰を受賞されました。おめでとうございます。
来年の1月12日には、新年会を長岡京市立神足ふれあい町家で行う予定です。会員相互の懇親と情報交換はもちろんのこと、「飲んで」「喋って」「ビンゴゲーム」などで楽しいひとときを過ごしたいと思っています。
南部サテライト事業については、長岡京市が広報していただいており、長岡京市や向日市などから毎回10名前後が参加しています。参加者の松見龍男さんの提案で、サテライト外出企画として、11月5日、初乗り切符を活用して琵琶湖大回りが行われました。当会から参加の7名をはじめ、南部全地域から21名、ガイドヘルパーやご家族・職員を合わせて39名が京都駅に集合し、旅を満喫しました。
サテライト参加者の松見さんから、紀行文がよせられていますので、ご紹介します。
私は障害者仲間たちと琵琶湖一周の旅をしてきました。JRの大回りコースを利用し、乗車券は「京都」、「大津京」間のみの購入です。ただし、駅構内から出ることは出来ません。京都から琵琶湖線・北陸線、「近江塩津」で乗り換えのためにいったん下車。近江塩津からは湖西線で京都までの旅です。
私は駅名と各地の名所の資料を作る楽しみから始めました。資料をガイドさんに説明してもらい、はっきり見えずとも歴史上の名所や広大な近江米の田園風景が楽しめ、あっという間に折り返し駅の近江塩津に到着。各自持参のお弁当タイム。おしゃべりしていると電車の時間。
今度は湖西線。車窓は琵琶湖・比良山系の景色です。車内はまだ、おしゃべりタイムが続きます。琵琶湖の素晴らしい景色や紅葉にはまだ早かったですが、比良山系の景色を楽しみました。あと一か月余りで真っ白になるでしょう。
乗車だけでしたが、退屈せず旅を満喫しました。