<南部アイセンターだより>

1.鳥居寮が府内南部地域での訪問訓練を再開
 この4月、しばらくお休みしていた京都ライトハウス生活訓練部・鳥居寮による府内南部地域の訪問訓練が、アイセンターを会場にして再スタートしました。さらに5月には、精華町役場の一室をお借りしての訪問訓練もスタートしています。アイセンターは毎週金曜日、精華町役場は毎月第2・4水曜日の開講です。
 どちらの会場にも多くの予約が入っているそうです。南部地域には、やはり今回の訪問訓練の再開を心待ちにしていた視覚障害者の方が少なからずおられたということですね。アイセンターとしても、会場の提供など、惜しむことなく協力していきたいと思っています。
 訪問訓練の詳細については、鳥居寮(電話 075-463-6455)までお問い合わせください。
2.城陽市委託のIT関連機器講習会がスタート
 今年度もこの5月から、城陽市委託の視覚障害者向けIT関連機器講習会がスタートしました。前年度と同じ形で、iPhoneとパソコン初級・中級の講習をメインに進めていく予定です。
 およそ10年前にこの講習会がスタートしたときの受講者は初級コースの3名のみでしたが、その後、毎年少しずつ受講者が増えていきました。そして、今年度は新たに4名もの受講者が加わり、現在の受講者は14名。iPhoneのみ受講される方、パソコンのみ受講される方、両方とも受講される方、受講の形はさまざまですが、皆さんに
は楽しみながら、そしてもちろん熱心に取り組んでいただいています。
 この講習会は城陽市にお住まいの視覚障害者の方を対象に開講しているものですが、アイセンターとしては大事な事業の一つですので、ここに紹介させていただきました。
3.川柳句会「万華鏡」・5月
 今回は優秀作が3句あります。まず、「みどり」のお題で2句。
 宇治市の新井温雄(あらい はるお)さんの
    音消すな 青信号でも 渡れない
 宇治市の今里弘美(いまさと ひろみ)さんの
    コーヒーも ジュースもいいね でも緑茶
 そして自由句の中から、城陽市の小西正子(こにし まさこ)さんの
    杖当たり ごめんと頭 壁に下げ
 音声信号をつけてほしい所、あるいは夜になると音が小さくなったり出なくなったりする音声信号、それはあちこちにたくさんありそうです。なんとかならないものか、悶々とするところです。とはいえ、誰かが「青ですよ」と声をかけてくれると、それはやはりうれしいものですよね。
 お若い方なら別かもしれませんが、ジュースやコーラでは食事のお供にはなりません。コーヒーは、まあ、オーケーとしても、いちばんは緑茶でしょう。弘美さんに一票です。
 正子さんの句、まさに視覚障害者の「あるある」でしょうか。センター長も、ときどき電柱や自転車に謝っているみたいです。
*南部アイセンターのサークル活動や行事についてのお問い合わせ
 電話 0774-54-6311(平日9時~17時)


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