[報告] 第56回白杖安全デー府内北部集会を終えて
亀岡市視覚障害者協会
会長 酒井 忠繁(さかい ただしげ)
去る10月2日、コロナ禍を忘れる秋晴れの中、標記集会が亀岡市役所において開催されました。与謝地域が欠席となった事が残念ではありましたが、他の府内北部地域7団体、総数113名(うち会員49名)が参加しました。今年度もコロナの影響で参加者を制限し、パレードは中止することとなりました。
今回は、「安心して移動出来る地域作りを」をテーマに開催し、一般社団法人グローカル交流推進機構の専務理事の土井勉(どい つとむ)様をお招きし、地域における公共交通の現状と課題について講演いただきました。各行政の開催する地域運営協議会に私たちの意見を繁栄させることも対応策であると学び、地域行政との連携の重要性を改めて感じました。また、3地域からの報告では、最近会員になられた方から新鮮味のある地域の現状を聞き、地域格差をより一層実感しました。
今後の地域団体活動は、様々な工夫と情報交換による取り組みが重要であることを確認し、舞鶴市視覚障害者協会の宮森(みやもり)会長が次年度の舞鶴での開催を報告され閉会しました。また、福知山市視覚障害者協会から、参加者全員に手作りマスクケースとマスクが配られ、次年度の出会いを約束し終了しました。
開催に当たり、準備段階からご支援をいただいた行政の方、開催地域で様々な担当を担っていただいた会員の皆さん、当日ご協力いただいた12名の方をはじめ多くのボランティアの皆さまのおかげで、円滑な運営が出来ました。本当にありがとうございました。また、ご参加いただいた皆さまにも、改めて感謝申し上げます。