サウンドテーブルテニスで交流を深める
神田 昌胤(かんだ まさつぐ)(舞鶴市視覚障害者協会所属)
去る7月23日午前10時、北部地域の中丹《ちゅうたん》地域、舞鶴西文化体育館においてサウンドテーブルテニスの交流試合を行いました。
舞鶴市視覚障害者協会13名、福知山市視覚障害者協会10名、京都府視覚障害者協会綾部支部2名の参加のもと、開会に当たっては地元舞鶴市視覚障害者協会の宮森(みやもり)会長より「サウンドテーブルテニスを通じて楽しい一日を過ごしてください」と挨拶がありました。また筆者からは「来年のパラリンピックも国内で開催されるので、これからは北部地域でも障害者スポーツを通じて交流を進めて行きたい」とお話ししました。さらに今年度から舞鶴市協会の清本隆行(きよもと たかゆき)氏が京視協のスポーツ担当の理事になっていただいたと報告がありました。
参加者は、初めてラケットを持つ人から毎週練習を積み重ねている人まで様々でしたが、午前中は練習を重ね、午後の交流試合に臨みました。
本番の試合では、5回・6回とラリーの応酬に緊張して見守る中、僅差で勝敗が決まり歓声を上げる一幕もありました。また、一方的に勝敗が決まった試合でも「サウンドテーブルテニスも楽しいです」「これからも参加したい」と言う人、ベテランの人と高齢の方との試合による易しいラリーの応酬もありました。
一日運動ができて良かったと言う会員や、障害者卓球も楽しくて良かったと言う会員もおられ、これからもスポーツを通して交流を深めたいと、参加者の心が一つになることができた交流会でした。