[地域団体より報告] 視覚相談会開催される

京都府視覚障害者協会京丹後支部
 京都府による視覚相談会が7月26日、京丹後市峰山総合福祉センターのコミュニティホールで開催されました。当日は梅雨明けによる太平洋高気圧の張り出しで朝から太陽がまぶしく、気温は30度を超える暑い日となりましたが多くの方が参加されました。
今年は行政関係者の参加が目についたのが特徴だと京都府中途失明者巡回生活指導員の堤(つつみ)さんが言っておられました。行政の窓口に堤さんが視覚障害者に付き添って相談する機会が多くなり、行政の人たちにも堤さんの活動が理解されてきたからだと思います。行政の人たちに私たちが日頃使用している機器類を実際に見ていただければ、口で長時間説明するよりも、早く理解していただけると思われます。
一方、当事者も、京丹後支部会員を初めとして宮津、舞鶴、綾部と幅広い地域から参加されていましたが、会員以外の視覚障害者の来場が少なかったように思われました。今後より一層、一般市民への啓発を行っていく必要があると思います。京丹後市民の意識が高まることを望みます。
相談会の内容は各種機器類の展示、盲導犬コーナー、個別相談と、いつもと変わらない内容で当事者には少し物足りなさを感じました。京丹後市内の会員外の視覚障害者の方は4人来られたと堤さんは言われていましたが、お話しをする機会は残念ながら持てませんでした。まだまだ京丹後市内にも多くの視覚障害者の方がおられると思います。多くの方に出て来ていただき、私たちの活動の内容を知ってもらい、当事者同士の交流を深め、団体活動に参加されるよう意識改革を図る必要があると思います。
本年度は京丹後で開催されましたので来年度は場所も異なると思います。また参加して、新しい当事者の方との交流が出来るのを楽しみにしています。来場者が増加し充実した相談会になることを祈っています。


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