[地域団体より報告] ピザ作りとカローリングを楽しみました!!
京都府視覚障害者協会京丹後支部
10月12日、京丹後市峰山町にある峰山地域公民館で、会員・付き添い合計26人が参加し
て、ピザ作りとカローリングを実施しました。
午前中は、ピザ作りとハーブティーについての体験学習を行いました。講師はハーブイ
ンストラクター井上宏子(いのうえ ひろこ)氏で、視覚障害者にも作れるよう、分かり
やすく準備してくださいました。付き添いと共にピザの生地にハムやコーン等の具材を並
べ、オーブンで焼くこと5分。いい匂いと焼き上がりの美味しそうなピザがテーブルに並
びました。講師が作られたハーブを使ったお茶もいただき、全員おいしかったと満足され
ていました。
午後は1階のホールで、京丹後市スポーツ推進委員の指導によりカローリングを楽しみ
ました。カローリングは、氷上でするカーリングと同じようなスポーツで、障害者や高齢
者に人気があります。ジェットローラーと呼ばれる車輪30センチメートルほどのローラー
を滑らせて、5メートル先の3つの同心円の中に入れる競技で、真ん中の円にローラーが入
ると4点、真ん中の円の外なら場所に応じて3点、2点、1点となります。数回投げて点数を
競います。14名の障害者を3グループに分けて競技に入りましたが、グループの1人が投げ
て円の中心に入ると参加者や付き添いからヤンヤヤンヤの声援が飛び、会場は大いに盛り
上がりました。
1時間ほど投げたり休んだりして終了し、集計した点数を発表すると再び拍手と声援が
あり、賑やかなカローリング体験となりました。スポーツ推進委員の方は、視覚に障害を
持っているとは感じられない勘の良い方たちでビックリしましたと言われていました。室
内競技のため、冬場でも楽しむことができるので、頑張って体を動かしてくださいとのエ
ールもいただきました。
関連画像
カローリングの様子。男性がジェットローラーを滑らせています。