第20回 フルートとともに

平山 昭一(ひらやま しょういち)
 江戸時代、鍼管《しんかん》(鍼《はり》の道具の一種)を開発した、将軍綱吉の奥医師であった鍼灸師の杉山和一(すぎやま わいち)という人がいます。
 また、国文学者の塙保己一(はなわ ほきいち)は群書類従(ぐんしょるいじゅう)という書物を著しました。
 このお二人は生まれながらの全盲で、十万石の大名と同等の格式である「検校(けんぎょう)」の地位まで登りつめました。
 読書が好きだった私の父親が、昭和の「昭」と、このお二人の「一」でつけてくれた「昭一」という私の名前に、父の切なる想いを感じながらも、その期待に応えられずにいます。
 ところで、私たちのコンサートは今年で20回目となり、一つの節目を迎えました。20年前に1回だけやってみたいという、15名のお客さんから始めたコンサートが、昨年は150名以上の方にご来場いただきました。今後もできる限り長くやっていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
*入場無料
日時:12月1日(日)14時開演(開場13時30分)
会場:ライトハウス 4階 あけぼのホール
出演者:
フルート:平山 昭一 長崎市出身、山の子会会員。
ピアノ兼司会:西村 晶(にしむら あき)名古屋市出身、京都YMCAの朗読ボランティアとして活動。第3回から参加。
ピアノ:久世 尚(くぜ たかし)京都市出身、京都ヴェルディ協会会員。第8回から参加。
企画担当:久世 敏代(くぜ としよ)京都市出身、点訳サークル花の会会員。第8回から参加。
フルート共演:今岡 美枝子(いまおか みえこ)兵庫県出身、京都ライトハウスで音訳ボランティアとして活動。第16回から参加。


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