第53回白杖安全デー府内北部集会報告

京都府視覚障害者協会綾部支部 斎藤 信吾(さいとう しんご)
10月19日、標記集会をJR「綾部」駅北口の「綾部市ものづくり交流館」にて開催し、約170名が参加しました。ボランティア4団体はじめ、約30名の方にスタッフとして協力していただきました。
午前の交流会は、綾部市資料館の三好博喜(みよし ひろき)館長が「綾部の歴史と名所」について講演。光明寺(こうみょうじ)の、国宝指定の山門の修理(2018年12月完成)前に使用されていた屋根板の実物にも触らせていただきました。
続いて、来春に開設される「北部アイサポートセンター」について、北部拠点準備委員会の小山金三(こやま きんぞう)副委員長から報告がありました。
午後の集会は、4名の来賓挨拶の後、安全歩行やバリアフリーについて、体験・意見発表が行われました。綾部の森本節子(もりもと せつこ)さんはタンデム自転車の公道利用について、舞鶴の神田昌胤(かんだ まさつぐ)さんは、JRや京都丹後鉄道のバリアフリー・北部拠点の利用などについて、また福知山の今川義弘(いまがわ よしひろ)さんは、JRバスや高速バスの利便性、点字ブロックの点検活動などについて発言されました。
最後に「8項目の集会決議」を採択して、盛会裏に終了しました。
 なお、予定していたパレードと綾部高校のブラスバンドの演奏は、雨天のため中止となってしまい残念でした。しかし、パレード到着場所で合流を予定していた認知症啓発イベント「RUN《らん》伴《とも》」の会場において、挨拶された山崎善也(やまざき ぜんや)市長が、「白杖安全デー北部集会」の趣旨や内容についても分かりやすく話されていたそうです。
また、「FMいかる」は、亀岡から集会に参加された盲導犬ユーザーを取材されており、市民への啓発になったと思います。
 ご協力いただいた各関係団体、そしてボランティアの皆さま、本当にありがとうございました。


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