<アイセンターだより>

 当センターを初めて訪れた方が、2月の1か月だけで33名になりました。京田辺の民生児童委員さんや見学の中学生を含めると65名になります。先日、白杖を使用して歩いていたら、学生が「大丈夫ですか」と声をかけてくれました。「この前、見学でアイセンターに行きました」とのことです。嬉しいですね。
 また、3月5日には、ライトハウスのあいあい教室が企画した、南部の保健師さんとの懇談会が開催されました。保健師さんが当センターに来られたのは、開設以来初めてです。当センターがあることを府民にもれなく知っていただきたいと、様々な方面にはたらきかけてきたことが、少しずつではありますが実を結んできているように感じます。
1.京都府視覚相談会
 2月28日、京都府視覚相談会を開催しました。地元の城陽のみならず、笠置《かさぎ》・八幡《やわた》・京田辺などから相談や機器体験に32名が来場され、盛況でした。
城陽市からは、市に広報していただいたこともあり15名が参加、朗読ボランティア「陽声」(ようせい)の方も顔を出してくださいました。また、通常「市民だより」掲載は開催地のみにとどまりますが、八幡市は個別に通知いただき4名の参加につながりました。眼科医や会員、ボランティア会員さんがチラシ張り出しにご協力いただいたことも大きな要因でした。
また、相談に来られた方が、後日、パソコン講座にも来られました。
 
2.第2回南部地域福祉大会開催
 3月3日、当センターで、第2回南部地域福祉大会が開催され、86名もの参加がありました。冒頭、オカリナサークルの演奏を聴いてもらいました。南部各地域の朗読・点訳ボランティアの方々が、日頃の活躍・ご支援の内容を詳細に報告してくださり、地域を越えた情報交換や交流ができて良かったとの感想をお聞きしました。また、異口同音に「何でもするから声をかけてほしい」ともおっしゃってくださいました。
一方で、南部各地では、これらの情報獲得手段の利用率が低いといった実情も聞かれます。木津川市での「移動図書館」の席上、点訳ボランティアの方が、「最近、視覚障害者団体の方は、音声パソコンやデイジーの普及を強調されるが、点字も含めてこれらを使えない方もおられ、引き続きカセットテープの作成も行っている」との発言がありました。対面朗読や拡大写本も含めて、一人ひとりに合った情報獲得の手段を提供していくことの重要性を、改めて確認する必要があると思います。
3.3月の川柳講座の報告
 3月の川柳講座の様子を紹介します。お題は、むだ遣いなどの「無駄」(むだ)」。最優秀作は、木津川市の谷口ミサエさんの「駆《か》け込《こ》めば 電車《でんしゃ》遅延《ちえん》の アナウンス」でした。


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