メルマガ色鉛筆第270号「みんなで大喜利やってみた」

タイトル 「みんなで大喜利やってみた」
メルマガ色鉛筆編集チーム
はーい、どーもー、メルマガ色鉛筆編集チームです。
今回は、芸人さん風に登場してみました。
言葉っていろんな可能性を持っていますね。
言葉のおもしろみや、表現をひろげるために大喜利やなぞかけをやってみました。
大喜利のお題も、どんなのがいいか、周りの人に考えてもらいました。
周りの人は、もちろん見えない見えにくい皆さんです。
そうしたら、出るわ出るわ、お題を出すだけでは我慢できなくなって、
その答えもどんどん出てきました。
「こんなん、どんなけあってもいいですからねー」と。
というわけで、ほな、見えない見えにくい大喜利、
みんなでやーってみた!スタートです。
お題1
音声信号機になりきって交差点を行きかう人にひとこと
はい、どーもー。
音声信号のぴよぴよかっこうです。
私ら夫婦で漫才やってまんねん。
お題2
未来から来た人がわざわざ教えてくれたこととは?
地球はまだAIに管理されていません。
 半導体不足が長引いています。
自助で頑張ってください。
お題3
左右全く違う靴下をはいていることを指摘されて一言。
黒い階段では白い靴下、
白い階段では黒い靴下が頼りになるわ。
もしかして、これ運命かも、
明日もそうする、今決めたわ。
全く違う靴をはくよりましでしょう。
お題4
身の回りにあるものでしゃべってくれたらいいな、と思うものは何?
お店の入り口

いやいや、無理してしゃべってもらわんでもええで。
逆にこっちが言うたとおり答えてくれたら助かるわ。
お題5
Siriを驚かす告白を言ってみてください。
Androidと浮気しても良い?
あんた、「よくわかりません」ばっかりやん。
笑いの辞書も構築せなあかんで。
お題6
頼りないけどにくめない音声バスロケ、何を言う?
「私多少ずれてますので、困っている人がいたら、
あなたが音声バスロケになってください」ばかりを連呼する。
お題7
視覚障がい者監修で、広辞苑を作ることになった。
掲載が見送られた言葉とは?
あっちとそっち
目分量
目測
一目瞭然
百聞は一見に如かず
お題8
拡大読書器にクレームを言われた。
どんなクレーム?
あなた最近点字ばかり読んで、私には見向きもしないわね。
ガングロは飽きた。美白に設定して!
お題9
声をかけてくれた人が誰だか確信がもてないときの一言は?
マスクで声がくぐもるの。
顔半分だけじゃなくて声もかくれんぼしてるわ。
お題10
色とりどりにきれいに盛り付けられた一皿に向かって一言。
見た目にもおいしいんだよね、ごめん、うっかり無視してた。
大喜利はそろそろゲップでしょうか。
ここからは見えない見えにくいあるあるの誤字を活かして
ちょっとした言葉遊びをしてみました。
同じ音で異なる文言、
誤字が入っている短文と戯れてみました。
まずは誤字がない短文です。
最近の雨はバケツをひっくりかえしたように降る。
お次は誤字のある短文です。
細菌の雨はバケツをひっくりかえしたように降る。
この短文にやさしい突っ込みを入れてみました。
→まさにコロナ。
では、続いて誤字のある短文と、そこに突っ込んだやりとりをお届けします。
誤字短文1
天気がいいと選択したくなる。
→ルンルンルン、行先、それともお相手、どっちで悩むのかな。
誤字短文2
新しい福でお出かけ、いつもより足取りも軽くなっちゃう。
→今月のラッキーアイテムはこれ、憂鬱なんか吹っ飛んじゃう。
→その福は福袋でゲットした服?
誤字短文3
なんデモないようなことが、幸せだったと想う。
→デモのない世の中は確かに平和かも。
誤字短文4
心電図やレントゲンより慎重、体重、お腹まわりが気になる。
→数字が見えないからって、周りに聴こえる声で言わないで。
そこはデリケートにたのんます。
→私も健康より自分の軽率さが気になります。
誤字短文5
会議資料を急いで痩身する。
→急ぎすぎて大事なところをダイエットしないようにしなきゃ。
→会議までに送信できるか、痩せる思いだった。
→急ぎのプレッシャーでげっそり痩身、お大事に!
どうでしたか?
突っ込みトークで、どこが誤字なのか想像できるでしょうか。
あっ、失敗したというときも、こんなふうに自分にやさしく突っ込めたらいいのかなあ。
まあ、なかなかうまいことはいきませんが、
失敗してもちょっとだけ、楽しいって思えることがあったら救われるのでしょうか。
自分でまちがえて自分で笑えてしまう、これもリハビリなのかもしれません。
癒しながら体力をつけるという意味で。
第30回視覚障害リハビリテーション研究発表大会が名古屋で開催されます。
7月15日から17日、現地とオンデマンドでの開催です。
この大会にて、メルマガ色鉛筆から生まれた書籍『見えない地球の暮らし方』の
活動報告をします。
書籍の制作のためにご寄付、配布、アンケート、
何度も何度も皆様にはご協力をいただきました。
ありがとうございました。
また、大会の現地のみの企画にはなりますが、大喜利のレクリエーションもあります。
こちらは今回の配信内容と連動した企画となっています。
大会後、報告レポートをお届け予定です。
皆様の周りでも、大喜利や誤字突っ込みで
「ほんのりおもろい」が生まれますように。
 -- このメールの内容は以上です。
発行:   京都府視覚障害者協会
発行日:  2022年7月1日
☆どうもありがとうございました。


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