メルマガ色鉛筆第230号「本日発行の本からあるある失敗談に は・げ・ま・し・を」

タイトル 「本日発行の本からあるある失敗談に は・げ・ま・し・を」
メルマガ色鉛筆編集チーム
 本日、発行です。
メルマガ色鉛筆チーム 編著
「見えない地球の暮らし方 見えない・見えにくい人のリアルな日常レポート集」
表紙説明
 表紙全体の背景色は紺色、文字は白です。
上5分の2にロゴと文字、その下5分の3にイラストがあります。
 左上に色鉛筆の切手の形のロゴがあります。
ロゴの説明をします。
正方形の切手型、縁取りは切手のぎざぎざになっていて、その部分は水色です。
白背景に「メルマガ色鉛筆」の文字があり、「色鉛筆」の文字の中に鉛筆型のオレン
ジ色のキャラクターがデザインされています。
 表紙の一番上、左角にロゴ、その右に「見えない地球の暮らし方」と左寄せで書か
れています。
切手の下行にサブタイトル「見えない・見えにくい人のリアルな日常レポート集」そ
の下行に「メルマガ色鉛筆チーム編著」と中央揃えで書かれています。
 イラストは横長のスケッチブックの白いページと人の手、色鉛筆2本です。
スケッチブックはやや右下がりに配され、上に閉じリングがあります。
右上から左下へ向かって裾広がりに3本の淡いブルーの流れるような線が描かれてい
ます。
その上に色とりどり、大きさや形もさまざまな葉っぱが色鉛筆で描かれています。
葉っぱは線描きだったり、色を塗りこんであったりします。
スケッチブックの下部分の左右に手のひらが上を向いた状態で両手が添えられていま
す。
葉っぱはスケッチブックの上だけでなく、スケッチブックから飛び出していたり、手
の上に乗っていたりします。
スケッチブックの左側面からスケッチブックの上に緑と黄緑の色鉛筆がそれぞれ1本
ずつ芯を上にして斜めに添えられています。
 風に吹かれて飛んできた葉っぱが白いページの上に舞い降りています。
さらに、スケッチブックから飛び出していく、手のひらに舞い降りてくる、手のひら
から飛び出していくかのようです。
色鉛筆で語る人、聴く人、送る人、受け取る人をイメージしてデザインしました。
見えない当事者の編集チームが、心の中に描いた表紙。
それを、デザイナーさんに伝えて作成しました。
メルマガ色鉛筆のホームページのほうに、表紙写真を出しています。
(ページは「メルマガ色鉛筆」でグーグル検索すると出てきます。)
 さて、メルマガ色鉛筆は2013年の創刊以来、何度かにわたって「あるある失敗
談」のレポートを配信してきました。
失敗談を読むと、それはまるで私、他人事とは思えません。
だから、「負けないで」と応援するときは、自分も含めて私たちみんなを応援してい
るのでしょう。
そして、「見えない地球の暮らし方」では、あるある失敗談が進化して、ちょくちょ
く出てきます。
「色鉛筆の良さは体験レポートが一方通行でないところ」
「後記も大好き。一つの体験に対する編集の寄り添いの姿が大きな魅力」
「どのレポにも寄り添いを感じる、それがすごい」
書籍化を進める中で、プロの編集者、色鉛筆の大ファン、眼科医さんからいただいた
お声です。
これらのお声が、色鉛筆編集チームの私たちに響きました。
書籍掲載にあたり、あるある失敗談にはげましのコメントを添えてみました。
はげます人も、見えない見えにくいお仲間さんです。
誰かが体験や思いを語る、誰かがそれを受け止めはげます、そんな「あるある失敗談
には・げ・ま・し・を」コーナーの内容を、5月、6月の2回に分けてお届けします

どうぞお読みください
●あいさつ
 朝の早い時間、人気(ひとけ)の少ない広い通路でのこと、前から歩いてくる人か
ら「おはようございます」と言われました。
元気よく「おはようございます」と返すと、その人は私の後方から歩いてきた知り合
いにあいさつしていたんです。
私はどうすりゃいいんでしょうか。
☆はげまそう
 「強烈にまぎらわしいですよね」
 「よいことをしたけど外れだった」
 「笑って済ませよう」
 「あいさつのある日々、これにこりず、次もぜひぜひ」
●お店
 パン大好きの私は、教えてもらったパン屋さんへ。
角を曲がったところってこのへんかな? 自動ドアがスーッと開く。
あれー、パンのにおいがしない。
「い、いらっしゃいませ・・・」。
「あの、あのー、このへんにパン屋さんはありませんか?」。
「パン屋さんならお隣です」。
☆はげまそう
 「隣が何のお店かも知ることができたのでは。そこで掘り出し物のいい買物ができ
たり」
「ホールインワンじゃなかったけど、バーディやね」
●待ち合わせ
 バス停で夫との待ち合わせにちょっと遅刻した。
「あっ!、ごめん」と言って腕をつかんだら、夫ではなかった。
☆はげまそう
 「ちゃんと腕をつかんで、そこは合っていた」
 「夫のふりをされて、その人とデートしなくてよかった」
●おじぎ
 ビジネスでお客様に資料をお渡しし、説明を終えたときのこと、頭を下げてお礼を
言うとその資料が自分の頭に当たってしまいました。
相手の方は老眼だったのか、想定外に資料を離して読んでおられたようです。
ヘッドバットかましてお礼のあいさつなんて。
☆はげまそう
 「人とはちがうかたちやけど、きっと熱意はよく伝わったよ」
 「熱意は伝わったと思う。なりふりかまわず思いっきりの熱意」
 「それをきっかけに仲よくなるしかないよね」
●新品
 新しい洋服を着てお出かけ、値札などいろいろを取ったつもりが、予期せぬ所にも
付いていました。
「こんなにお得です」のシールが付いたままお出かけしてたわ。
 近頃はお店のレジで取っていただく技を覚えました。
☆はげまそう
 「かわいげがあります。あいきょうがあります」
 「まわりをくすっと和ませる」
 「解決法ナイスアイデア」
●ドア
 新幹線乗車時のこと、トイレのドアだと思って開けたら車掌室だった。
☆はげまそう
 「開けてすぐに気づいてよかった」
 「とりあえず開けてみるのは正解だと思います。積極的」
●おしゃべり
 喫茶店で知人と向かい合ってくつろいでいたとき、相手が無言で席を外したのに気
づかなかった。
私は誰もいなくなった向かい側の席と一頻(ひとしき)りおしゃべり。
☆はげまそう
 「ひとこと言ってほしいよね」
 「無駄にはならない、話すリハーサルでした」
 「プロポーズだったら悲しかったけど、おしゃべりなら大丈夫」
 「目指せピン芸人、R1チャンピオン」
●おみそ汁
 おみそ汁に乾燥わかめと思ってコーンフレークを投入してしまいました。
☆はげまそう
 「食べれるし、それくらいOK」
 「危険じゃなくてよかったよ。食材ならOK」
 「そうやって新しい味の発見があるかも」
●香辛料
 野菜炒めを作って、味付けに塩、胡椒をしたら、胡椒と間違えてナツメグを入れて
いました。
スパイシーな物が好きで、いつも胡椒を多めに入れていたのが裏目に出ました。
苦くて、とても食べられる代物ではありませんでした。
☆はげまそう
 「もう1回、作ろう。それで解決」
 「ナツメグを持っていること自体すごい。プロみたい」
●フライパン
玉子焼きを作ろうとした時、ガスコンロもフライパンも黒くて、ガスコンロに玉子を
流してしまいました。
掃除しながら「なぜ見えぬ?」と自問自答、情けないわ。
☆はげまそう
 「まぎらわしいとやられるよね」
 「カラフルなフライパンで行くしかない。思い切って買い替えよう」
 「そうじごくろうさま」
 「痛い思いをして人は学ぶから、つよく学べたのでは?」
●お皿
 大好物の八宝菜を頑張って作って、大皿にトロリと移したつもりが、全部テーブル
に流れていました。
情けなくて涙が出そうでした。
☆はげまそう
 「テーブルやったら、きれいやったら、食べれる」
 「食べれる。全部じゃなくても」
 「情けない、と思う代わりに、99%はうまく行ってた、あと1%やった、と思お
うよ」
 今日、たくさんの皆様に支えられ、色鉛筆の書籍が誕生しました。
まだ見ぬ誰か、ひとりぼっちの誰かのもとに小さな光を届けたい、いつかの一歩のた
めに、今すぐ何かできないかもしれない、それでもいい、いつかの一歩を、誰かの一
歩を信じて、
実は、5月14日にメール配信しましたお知らせに抜けがありました。
入手方法については、あらためて後日にお知らせします。
どうもありがとうございます。ことばにならないくらいの感謝の思いです。
いっしょに発行をよろこびましょう。
… という部分がなぜか抜けていました。
どうかみなさん、こんな編集チームに、は・げ・ま・し・を。
-- このメールの内容は以上です。
発行:   京都府視覚障害者協会
発行日:  2021年5月28日
☆どうもありがとうございました。


現在、シンプルな表示の白黒反転画面になっています。上部の配色変更 ボタンで一般的な表示に切り換えることができます。


サイトポリシー | 個人情報保護方針 | サイトマップ | お問合せ | アクセシビリティ方針 | 管理者ログイン