メルマガ色鉛筆第174号「ロンドン焼みーつけた!一度は見失ったけど、やっぱりみーつけた!」
タイトル 「ロンドン焼みーつけた!一度は見失ったけど、やっぱりみーつけた!」
メルマガ色鉛筆編集チーム
こんにちは。
メルマガ色鉛筆編集チームです。
色鉛筆170号コーラスあおいとり2のレポートの中で、
「ロンドン焼のお店がなくなった」という文言がありました。
申し訳ありません。
ロンドン焼のお店は現在もあります。
2019年10月20日現在、ちゃんとありました。
では、なぜ、一度は見つからなかったのか、その理由はわかりません。
お店は年中無休なんです。
ロンドンヤさんごめんなさい。
読者のみなさん、ごめんなさい。
メルマガ色鉛筆編集チームの確認ミスです。
本日、お店を訪問し、いただいたロンドン焼のレポートを添えて、
心からのごめんなさいと、そこからの気づきを色鉛筆レポとしてお届けします。
タイトル みーつけた!ロンドン焼きと見えるもの、見えないもの
編集チーム I
なぜか見つからなかったロンドンヤ、今日見つけました。
ロンドン焼をつくる機械のカッチャンカッチャンという音も聞こえなかったのに、
今日は聞こえました。
以前、晴眼者と一緒にお店の前をうろうろしていたのに、
どうして見つからなかったのだろう?
それは夏でした。
お隣のアイスクリームのお店は長蛇の列、お店の横幅は決して大きくないので、
お隣のお店の前もふさぐほどの行列でした。
人垣でロンドン焼きはかくれんぼしてたのかな?
「うわあ、いやになるなあ、この列の長さ」ってので、
何もかも見えなくなったのかもしれません。
そして、長年京都で暮らしてたのに、実は食べるのは初めて。
素朴な生地に白こしあん、生地は甘さ控えめです。
作りたてなので、ほんのりあたたかくて、はじめてなのになつかしい味でした。
夫はベビーカステラのようなイメージを持っていたらしく、
まさかの白こしあん入りにおどろいていました。
ないと思っていたけど、やっぱりここにあったんだ、
見えない見えにくい私たちの日常ではよくあることです。
探し切れていないちょっとしたなくしものです。
見つかった時にはほっとします。
そして、ないよと言われたら、「そうなんだ」と思い込む、
それ以上探さない、これもあります。
それが今回のロンドン焼のお店の話でもあります。
見えない・見えにくいならではのあるあるかもしれません。
それで落ち込むこともあるけれど、ちゃんと次の何かにつながっていたりします。
見えないからわかんない、
見えないけどちゃんとわかろうとする、
見える人を信じて任せてしまう、
そんな自分の障害特性を知る機会にもなりました。
色鉛筆編集チームも日々七転八倒の活動です。
ロンドン屋さん、みーつけた!
一度は見失ったけど、やっぱりみーつけた!
このご縁に感謝です。
タイトル お詫びの気持ちを込めてロンドンヤにおれも行く
編集チーム K
読者のみなさん、ごめんなさい。
ロンドンヤさんごめんなさい。
直径5cm、厚さ1cm強の英国風おまんじゅう? ロンドン焼は、京都のお菓子だと、
みなさんは知っていましたか?
私は今回の出来事をきっかけに知りました。
お詫びレポートを出す、と決まり、すぐにレポートが上がって来たのですが、
「ちょっと待った、おれも行く、そしてレポートはダブルで出す」、
と勇んで行って来ました。
バスで四条河原町へ、そして、てくてく歩いて横断歩道を探していたら、
「どこに行きますか?」とおにいさんが声をかけてくれました。
親切な人で20分ばかり、私の買い物につき合ってくれることに。
四条通から新京極を北へ50mも行かないくらいでしょうか、右側にお店はありました。
「自分は音楽やってるんですけど、どんな音楽が好きですか?」と
そのおにいさんが口火を切ってくれて、音楽の話に花が咲きます。
そして、バス停でバスを待っている間に、
ほんわり温かいロンドン焼を1つお分けしていっしょに食べました。
それから、ここぞとばかり、色鉛筆宣伝のカード、マイクロ色鉛筆を渡しました。
編集チームのミスはこんな出来事につながっていたのでした。
このご縁に感謝です。
このメールの内容は以上です。
発行: 京都府視覚障害者協会
発行日: 2019年11月15日
☆どうもありがとうございました。