メルマガ色鉛筆第168号「レシピエッセイ」4
タイトル「レシピエッセイ」4
メルマガ色鉛筆編集チーム
こんにちは、メルマガ色鉛筆編集チームです。
何がおいしい、どこのお店がおいしい、こうしたらおいしいなんて話題になる
と、
皆さんのお口はなめらかになるようですね。
というわけで、レシピエッセイ4を企画しました。
トークと味覚の達者ポイント全開でお届けします。
タイトル お菓子でお菓子をつくろう!
ペンネーム スカイグラデーション(30代 女性 全盲)
お菓子づくりはハードルが高い。
なにしろ、「分量厳守」という時点ではかりがない家ではつくれないし、手順も
多い。
お菓子づくりといえば、ホットケーキが関の山だと思っていたのだけれど。
学生のとき、クラスメイトが突然お菓子づくりに目覚めて、誕生日プレゼント
に私の好物を大量につくってくれたことがある。
それに触発されて、オーブンがないわが家でもつくれそうな、
炊飯器でつくるケーキにのめりこんだこともあった。
一人暮らしを始めるときに念願のオーブンレンジを購入してからは、
アップルパイづくりがブームになった時期もある。
とはいうものの、やっぱりお菓子づくりは手間がかかってたいへんだ。
しかし、世の中にはすごい人たちがいるのである。
簡単でおいしくて、しかも材料が単純な料理たち。
それらをレシピサイトで見かけるたびに感心させられる。
そして、その究極ともいえる簡単レシピがあるぞと、母親がすすめてくれたのが
以下の二つ。
実食レポートを添えてお届けします。
★その手があったか! 簡単ベイクドチーズケーキ
<材料>1ホール分
クリームチーズ 1箱(200グラム)
バニラアイス 200グラム
ビスケット 80グラム
卵 1個
無塩バター 40グラムくらい
<作り方>
① クリームチーズとバニラアイスを室温に戻す。
バニラアイスは、完全に溶かしてしまったほうが使いやすいです。
② ビスケットをジップロックの袋に入れ、麺棒などでたたいて砕く。
なるべく細かくします。
③ ビスケットをボウルに入れ、溶かしたバターを入れてよく混ぜる。
これが土台となります。
④ 別のボウルにクリームチーズ、バニラアイス、卵を入れ、よく混ぜる。
泡だて器だとちょっとたいへんなので、私は素手と木べらで混ぜてます。
⑤ ケーキ型にバターもしくはオリーブオイルを塗り、③の中身を平らになるように入れ、その上に④の中身を入れる。
⑥ 予熱なし、160度のオーブンで50分焼いてできあがり。
できたては、プリンのようにやわらかいです。
型からはずして、冷蔵庫で半日ほど冷やすと食べごろになります。
では、食べてみましょう♪
しっかり冷やしたものをガブリ。
うん、バニラアイスがいい仕事をしていますねぇ。
生クリームが苦手な人には、この味がちょうどいいかも。
面倒な土台づくりも簡単。
お好みで土台を薄くも厚くもできます。
お好みのアレンジでお楽しみください。
★まさか!? 材料たった二つだけのカップケーキ
<材料>6個分くらい
ホットケーキミックス 1袋(150グラム)
バニラ風味のついていないものが向いています。
プッチンプリン 1セット(3個入りのもの)
<作り方>
① ボウルにホットケーキミックスとプリンをカラメルごと、すべて入れて、
よくよく混ぜる。
水気が少ないので、だまにならないように注意しましょう。
② マフィン型にバターもしくはオリーブオイルを塗り、①でつくった生地を入れる。
③ オーブンなら予熱あり、180度で10分、トースターならそのまま10分ほど焼く。
つまようじを刺してみて、生地がついてこなければできあがり。
焼きが足りなくてさらに焼くとき、こげが心配ならば、
アルミホイルをかぶせるといいです。
マフィン型がなければ、パウンドケーキの型などが使いやすいです。
では、こちらも食べてみましょう♪
しっとりしています。
チョコチップ、バナナ、リンゴを入れても合いそう!
コーヒーにも紅茶にも合うので、朝食にもおやつにもなります。
ふぅ、ごちそうさまでした。
お菓子が別のお菓子に大変身。
どうでしたか?
皆さんもぜひお試しあれ~。
編集後記
お菓子でお菓子、冗談みたいな話ですが、
実食レポで興味がわいてきました。
手間がかかりそう、それを払しょくしての思いを語っていただきました。
レシピエッセイのシリーズには、手抜きあり、男料理あり、これ便利ありと、
カラフルなライターさんが登場予定です。
レシピ情報にエピソードを添えて、
あるがままのリアルな暮らしの1コマを共有していきたいと思います。
-- このメールの内容は以上です。
発行: 京都府視覚障害者協会
発行日: 2019年9月13日
☆どうもありがとうございました。